三明機工株式会社「スティックフード整列梱包箱詰め自動化」

お問い合わせ先

企業名:三明機工株式会社
所在地:静岡県静岡市清水区袖師町940番地
TEL:054-366-0088
web:https://www.sanmei-kikou.co.jp/

会社概要

三明機工では、創業以来常に時代の先を読み、自社の技術を磨きながらノウハウを蓄積し、事業の多角化を進めている。とりわけ三明機工の強みである『機械技術x電気技術xロボット技術』を駆使した総合システム力を生かし、ジャンルやシーンに捉われない、お客様一人ひとりのニーズをかなえる完全オーダーメイドな自動化ロボットシステムの提案を積極的に行っている。

今後より一層お客様からの要望が多様化、高度化する中で、私たち三明機工は『First Call Company』としてお客様に真っ先にご相談頂く企業になれるようさらなる成長を追求していく。

2023国際ロボット展での出展ブースの見どころ
東2 ホール E2-30

『実機と同じ状況をシミュレーション上で再現!』


●シミュレーション上のロボットを操作することで誰でも安全にロボットティーチングをマスターできる「デジタルトレーナー」。安川電機ロボット及びFANUCロボットの2メーカーに対応したトレーナーを展示している。
●XR技術を付加して、さらにリアルな操作演習が可能な「XRデジタルトレーナー」(参考出品)。現実のロボットを動かすロボットティーチングと遜色ない操作性を是非体験してもらいたい。
●遠隔地にある実機の状況を社内のシミュレーション内の装置でモニタリング。異常発生時の迅速なサポートを実現する「デジタルツイン」
●過酷なグラインダー作業の自動化において従来困難であった砥石の自動交換ができるグラインダーロボットシステム
●3Dカメラによる自動パス生成機能付きのバフ掛けシステム。バフの自動交換機能もついており、長時間の過酷な労働から作業者を開放する。

導入事例

ペット用のスティックフードの生産において、高速で生産されたスティックフードを袋詰め~箱詰め~パレタイズという各工程に10名以上の人員を要して従来生産していた。その大半をパート社員で賄っていたが、昨今の人手不足により今後従業員の確保が難しくなる背景もあり、大規模な自動化を実施した。

ペット用のスティックフードを20ヶずつ袋に梱包、その後20ヶ入りの袋をダンボールに箱詰めし、プラスチックパレットにパレタイズするシステムで直多関節ロボット3台、スカラロボット10台、スティックフードのパーツフィーダー、包装機、製函機、封函機を使用した高速生産が可能な大規模な自動化システムである。生産能力は1箱/分、16袋/箱、20本/袋→320ヶ/分の生産能力を持ち、生産能力を確保しつつ大幅な省人化を実現した。

導入効果

本自動化の実現により、ライン対応人員が従来12名だったものが4名体制で生産できるようになり、8名の省人化につながった。またラインの稼働時間も従来は1勤体制だったものが、本自動化により2勤体制が取れるようになり、ラインとしての生産量アップも実現した。また余剰人員は別ラインの手詰めラインに移動し、全社的な生産量の増強につながった。